RTM(リアルタイムマネージャー) ご紹介
RTMとは?
RTMは、Linux/UNIXで動作するリアルタイムシステム用のプラットホーム(基本プログラム)です。システム開発の生産性向上、信頼性の向上、開発期間の短縮等のニーズに寄与するとともにシステムコールの知識がない方でも信頼性の高いシステム構築をサポートします。
生産性・品質の大幅UPをご支援
プロセスの制御や複雑なOSとの手続き部分をパッケージ化したことにより、OSの違いを意識せずにプログラミングが可能です。また、プログラマーによる個人差の問題を解消します。
/* 使用例 */ // 共通領域獲得 common_point = (struct COMMON *)QXarea (); // 排他資源獲得 QXlk (key, mode); // 排他資源解放 QXulk (key); // 実行事象待ち retinf = QXwait (event, &postcode); // 実行事象待ち解除 QXpost (event, postcode); // プロセス実行権を放棄してスリープ QXitvl (millisec);
リソースを有効活用
1台のコンピュータで複数のRTMシステムが動作可能です。また、既存システムを稼働させたまま、新規システムの追加が行えます。
システム稼働率の向上
システムを稼働させたまま、プロセスの入替・起動・停止を実現。
RTMの特徴
- システム稼働状態でのプロセスの入替が可能
- プロセス異常終了時の自動再スケジューリング
- 充実したライブラリ、ツールをご用意
- 豊富な稼働実績
24時間稼働システムで問題となる「サービス停止時間」の極小化に対応。
不測の事態でプロセスが異常終了しても、RTMが異常終了を検出し、自動再起動。
特殊な条件下で発生した異常終了によるサービスの停止を回避することが可能。
プロセス間の同期、メッセージングサポート関数、プロセスの入替・起動コマンドや、
プロセス生成コンパイラなど、多彩なライブラリ、ツール群をご用意。
官公署での制御システムを中心に、300システム以上の稼働実績。